活動の幅をすこしずつ広げる

非常に無謀な計画かもしれないのだけれど、弦楽を始めた時、私の心の中で「3年後にはフルオーケストラに乗る」と決めていた。弦楽を一人で楽しむのもいいが、吹奏楽団やロックバンドを経験してきた私は「みんなとあわせて紡ぐ音」が大好きなので、やはり多数の人と演奏してみたかったのだ。
ただ、いきなり入れるオーケストラはそうそうない。大抵のところはそれなりのオーディションがあるし、なかったとしても自分にある程度の力量がないと演奏を続けていくことが困難になる。そんなわけで、いきなり背伸びせずに、自分の身の丈に合う団体に参加していき、レベルアップを図るというのが現実的だ。
いまの私は、とりあえず「弦楽で人と合わせてみるというのはどういうことか」ということを経験することが第一。なので、それほどテクニックが無い私でも参加できるアンサンブル団体を探していた。そして見つけた。「アンサンブル・ブリオ」。コンタクトを取ってみたら、さほど力量の無い私でも暖かく迎えていただいた。今後の活動がとても楽しみだ。
今日、そのアンサンブル・ブリオから楽譜が届いた。自分の既に持っている力量+αぐらいで弾ける感じの曲。「ちょっとだけ難しい」というこの微妙なレベルがいい。他人の音にも配慮しながら弾けそうだ。アンサンブルを体験するのにもってこいだと思う。同じヴィオラパートの方の手紙がついていた。嬉しかったので、はがきで返事を書いた。この手紙は非常に励みになるので楽譜とともにくっつけてある。