ちょっとしたブーム

我が家では、今、「絶対音感」がちょっとしたブームだ。私が「絶対音感」という本を読み出したことにも起因している。その本のカバーを見て母が「絶対音感って何なの?」と聞いてきたので「ある音の音程をほかの何とも比較せずに知覚できる能力のこと・・・たとえばウチの電話の呼び出し音はピアノの鍵盤で言うところのミ♭だとか。」と言ったら、「え、あんな音に音程なんてあるの?わからないわぁ〜」といって、スプーンを落としたりして発生する音を「今の音は何?」なんて母が面白がってよく聞いてくるようになったのだ。
そして、今日はインターネットで絶対音感レーニングのフリーソフトをDLした。音を聴いてはその音程だと思う音を画面上のピアノ鍵盤で入力していくゲーム。「やってみなよ。まずは初級で1オクターブ範囲の白鍵盤だけで。」と母にやらせてみた。私には迷わず「シ」とわかる音が母は「うーん、ソかなぁ・・・ファかな・・」と迷って結局ソを入力。正解はシ。母は、そんな調子で10問ぐらい不正解を出し続けた。「これが絶対音感がないということなのか!」とわかった。「あんたはできるの?」と母が言うので、同じ条件で次々正解を出してみせた。「白鍵盤だけで1オクターブしかないから全く迷う要素なしだよ。」「はぁ〜絶対音感ってそういうことなの・・・。」と逆に母も私の様子に驚いていた。